こんにちは。広島アルプスクリニック院長の山田太郎です。今回は、多くの方が気になる虫垂炎について、特にその初期症状に焦点を当ててお話しします。
虫垂炎は適切な治療が遅れると重症化する可能性がある病気です。早期発見・早期治療が重要ですが、初期症状は意外と見逃されやすいものもあります。今回は、あまり知られていない虫垂炎の初期症状5つをご紹介します。
1. 全身のだるさや倦怠感
多くの方は、虫垂炎といえば「お腹が痛い」というイメージをお持ちでしょう。しかし、腹痛が現れる前に、全身のだるさや倦怠感を感じることがあります。これは体が炎症と戦っている証拠かもしれません。
2. 微熱
37度から38度程度の微熱が続くこともあります。高熱ではないため軽視しがちですが、他の症状と併せて注意が必要です。
3. 食欲不振
虫垂に炎症が起こると、消化器系全体に影響を及ぼすことがあります。そのため、食欲が落ちたり、吐き気を感じたりすることがあります。
4. 便秘または下痢
腸の動きに影響が出て、便秘になったり、逆に下痢になったりすることもあります。普段と違う便通の変化には注意しましょう。
5. 右下腹部以外の痛み
典型的な虫垂炎の痛みは右下腹部に現れますが、初期段階ではおへその周りや上腹部に痛みを感じることもあります。また、痛みの場所が移動することもあります。
まとめ
これらの症状のどれか一つでも当てはまる場合、必ずしも虫垂炎とは限りません。しかし、複数の症状が見られたり、症状が持続したりする場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
当クリニックでは、最新の医療技術を用いた日帰り手術を行っています。早期発見・早期治療により、患者さまの負担を最小限に抑えた治療が可能です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。あなたの健康を守るために、私たちは常に最善を尽くします。
健康で安心な毎日を過ごせますように。
広島アルプスクリニック院長 山田太郎